日韓基本条約が置き去りにしたもの : 植民地責任と真の友好

書誌事項

日韓基本条約が置き去りにしたもの : 植民地責任と真の友好

吉岡吉典著 ; 吉澤文寿解説

大月書店, 2014.11

タイトル読み

ニッカン キホン ジョウヤク ガ オキザリ ニ シタ モノ : ショクミンチ セキニン ト シン ノ ユウコウ

内容説明・目次

内容説明

条約締結から50年。今にいたる“歪み”の源流をたどる。日韓両国で激しい反対運動が展開されるなか、1965年に強行採決された日韓諸条約。なぜ、多くの人びとは反対の声をあげたのか?64〜70年、植民地支配の清算と南北朝鮮民衆との連帯という視点から、その現場を記した著者の遺稿集。

目次

  • 第1部 韓国にたいする眼差し(南朝鮮学生闘争のめざすもの;日韓会談にたいする朴政権の論理)
  • 第2部 人民連帯の歴史への探求(明治社会主義者と朝鮮—日韓会談反対闘争によせて;日朝人民連帯の伝統—日韓条約批准阻止闘争のために)
  • 第3部 日韓諸条約を検証する(危険な軍事条約=日韓基本条約;「経済協力」の名による経済侵略 ほか)
  • 第4部 「日韓国会」を傍聴して(日韓新時代と歴史家の任務—「日韓国会」を傍聴して;「日韓条約」をめぐる日本の思想)
  • 第5部 「日韓条約」以後(本質を鮮明にした「日韓条約」の一年;朝鮮をめぐる情勢と安保条約—日米共同声明によせて)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
ページトップへ