ハレーなかりせばニュートン万有引力もなし!?
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ハレーなかりせばニュートン万有引力もなし!?
(渡部昇一ブックス, 10 . Anglo-Saxon文明落穂集||Anglo Saxon ブンメイ オチボシュウ ; 5)
広瀬書院 , 丸善出版 (発売), 2014.10
- タイトル別名
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アングロ・サクソン文明落穂集
- タイトル読み
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ハレー ナカリセバ ニュートン バンユウ インリョク モ ナシ
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注記
略年表: p7
内容説明・目次
目次
- サミュエル・スマイルズ再発見(『西国立志編』、これは「立身出世」の書と言うより、「安心立命」の書だ。;孫娘AileenはS.Smilesの伝記を書くのにまことにふさわしい人だった。;今は権利にシビアなアメリカも、当時は海賊版だらけ。;Self‐Helpは、労働者に対して知識獲得の喜びを説くこと、つまりは「学問のすすめ」なのである。)
- サッチャー首相と橋—夫や息子が、入札に敗れた会社に関係していた。
- ShallとWillと法律論争—起訴するのは検事の特権。裁判所が起訴することはありえないのだ。こころshall,willの用法を問題にすることははじめから無意味。
- Owen Barfieldのことなど—The Rediscovery of Meaning,and Other Essays、こういう本が版を重ねることは注目に値する。
- 「役に立つ英語」に見捨てられて—こういう時代だからこそ、基礎的文法をしっかり。
- カーライルと新渡戸稲造(少年というものは10歳前後に、急に世界に目を開き、関心を持ち出す。;ゲーテもこの(まだ)無名の外国の青年からの手紙に返事を与えて、その仕事を励ましてやっている。)
- 最近のロンドンから(“…少し前まではロンドンは安全なので有名だったのですが”;“This is robbery,sir.”)
- 暗殺されたイギリスの首相—家計を維持するために勤勉に働かなければならなかった最初のイギリスの首相でもあった。
- イギリスのconstitution(上院議員は首相になれない。;エドワード八世の退位—戦前の百科事典は正確に記述しているのに反し、戦後の同社のものは不正確になっている。)
- ハレー彗星(わずかの観測からその全軌道と76年の周期を計算—こういう人の頭は一体どうなっていたのであろうか。;いわゆる万有引力についての報告を発表したのはハレーである。ハレーがいなければニュートンの大発見は誰に知られることもなく消えてしまったであろう。)〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より