東アジアの思想対話
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東アジアの思想対話
ぺりかん社, 2014.12
- タイトル読み
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ヒガシアジア ノ シソウ タイワ
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内容説明・目次
内容説明
「西洋」対「東洋」という二項対立とその裏返しである“アジアへの眼差し”を欠いたアジア主義=日本主義を超えて、近代日本の哲学と東アジアの歴史・宗教を語るための創造的立場と方法を模索する。
目次
- 1 東アジア比較思想史の試み(東アジアという概念—地域概念・政治概念・文化概念;歴史観の相剋—「近代」をめぐって;方法としての比較—和魂洋才・東道西器・中体西用;Deus・天主・でうす・〓〓〓(ハヌニム)—東アジアにおけるキリスト教受容;地動説の受容と思惟構造の変容—志筑忠雄『暦象新書』・『神輿全図』・洪大容;儒教とPhilosophyの葛藤—東アジアの思惟構造の特性)
- 2 近代日本の哲学と東アジア(新しい世界を求めて—西周とオランダとの出会い;儒教から哲学へ—論理と体系を模索して;東洋と西洋の統合—明治の哲学者たちの求めたもの;種の論理と世界史的立場—一九三〇年代京都学派の位置;植民地帝国大学に立つ哲学者—京城帝国大学と台北帝国大学の思想的意義;内在的超越としての大乗仏教—場所的論理と東アジアの宗教)
- 3 日本思想史の視座(日本文化論の方法と対象—純化・包摂、空間・時間;日本文化を語ることのアポリア—独自性・世界性・閉鎖性・相互性;対話と創造—東アジアの中の日本哲学)
「BOOKデータベース」 より