「おっぱい」は好きなだけ吸うがいい
著者
書誌事項
「おっぱい」は好きなだけ吸うがいい
(集英社新書, 0766C)
集英社, 2014.12
- タイトル読み
-
オッパイ ワ スキナ ダケ スウ ガ イイ
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内容説明・目次
内容説明
数多くの古典翻訳で名高い英文学者にして、タオイストである著者が、D.H.ロレンス、フォークナー、マーク・トウェイン、幸田露伴など、偏愛する作家たちと老子思想とのふしぎな共通性に触れながら、今ここにいる喜びと、究極のエナジーの源泉について語った。齢九十一歳、「大自然の母親のおっぱい」を追い求める旅は、終わることがない。政治学者・姜尚中による解説も収録。
目次
- 序章 大地の「おっぱい」を求めつづけた先だつのことを語ろう(谷の沢地に住んで体感した老子;「おっぱい」を求めつづけた先だつ)
- 第1章 西欧の伝統精神と火花を散らした、ロレンスの自由精神—D・H・ロレンス(ヨーロッパ的精神と火花を散らしたロレンス;迸るエナジーの色彩言語 ほか)
- 第2章 「タオ」につながるグレートなバランス感覚—ウィリアム・フォークナー(フォークナーの翻訳は僕の出世作;フォークナーに会って感じた威厳と優しさ ほか)
- 第3章 「初めの自分」につながる、ということマーク・トウェイン、ウィリアム・ジェイムズ、ラジニーシ、幸田露伴…(「求めすぎる」現代人の神経衰弱;「初めの自分」に立ち戻る ほか)
- 終章 タオの山脈の連なる解放区へ(タオイストたちとの深いつながり;すべて英文の通路を辿って ほか)
「BOOKデータベース」 より