日本におけるイノベーション・システムとしての共同研究開発はいかに生まれたか : 組織間連携の歴史分析

書誌事項

日本におけるイノベーション・システムとしての共同研究開発はいかに生まれたか : 組織間連携の歴史分析

平本厚編著

ミネルヴァ書房, 2014.12

タイトル別名

Minerva Shobo librairie

日本におけるイノベーションシステムとしての共同研究開発はいかに生まれたか : 組織間連携の歴史分析

タイトル読み

ニホン ニオケル イノベーション・システム トシテノ キョウドウ ケンキュウ カイハツ ワ イカニ ウマレタカ : ソシキカン レンケイ ノ レキシ ブンセキ

大学図書館所蔵 件 / 111

注記

参考文献: p325-341

内容説明・目次

内容説明

日本経済をめぐる議論の焦点の一つであるイノベーション・システムのなかで、重要な論点ながらこれまで研究が行われてこなかった、組織間の共同研究開発活動の歴史的発展について明らかにする。事例研究をもとに、共同研究開発活動がどのように生成・発展してきたのかを丁寧に分析するとともに、イノベーション・システムとしての機能やその位置付けについて、多角的に分析する。

目次

  • 第1部 共同研究開発の歩み(共同研究開発政策の構想と展開;共同研究開発の歴史的推移)
  • 第2部 事例分析(真空管技術と共同研究開発の生成—戦前から戦中における共同研究開発の開始と広がり;半導体技術の発展を支えた共同研究—成功の背景と戦中・戦後の共同研究;音響兵器から魚群探知機へ—戦時から戦後への技術の軍民転換と共同研究開発;シェルモールド鋳造法における共同研究開発体制の形成と発展—1950年代から70年代初頭の共同研究開発の興隆と転換)
  • 第3部 多様な視座と考察(unofficialなセクターによるイノベーションへの貢献—電子工業における共同研究会の歴史;共同研究開発の国際比較—戦後造船業における日英比較分析;近代日本の科学と工学—物理学関連分野の概観)
  • 日本における共同研究開発の発展とイノベーション・システム

「BOOKデータベース」 より

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