帰還せず : 残留日本兵六〇年目の証言
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書誌事項
帰還せず : 残留日本兵六〇年目の証言
(小学館文庫, [あ14-2])
小学館, 2014.8
- タイトル別名
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帰還せず : 残留日本兵60年目の証言
- タイトル読み
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キカン セズ : ザンリュウ ニホンヘイ ロクジュウネンメ ノ ショウゲン
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注記
新潮社 2006年刊の加筆
文庫番号はカバーによる
内容説明・目次
内容説明
戦後東南アジア各国に残り、一度も祖国の土を踏むことなく、生涯を終えようとしていた日本人元兵士たちがいた。「あなたは、どうして故郷へ帰らなかったのですか?」その問いに対して、記憶をたどりながら、ある人はやむなき事情で逃亡兵になったいきさつを語った。また、ある人は過酷な戦闘体験で日本と決別した経緯を語るのだった。タイ、ベトナム、インドネシア…。戦後六〇年の節目に、現地を訪ね歩いて聞き出した十四人の証言。彼らと親子以上に年がちがう著者が、「祖国とは何か?」を問うた、あの夏の東南アジアの旅—。
目次
- プロローグ 津波と日本兵と
- 第1章 敗走の果てに—インパール作戦〜タイ編
- 第2章 南方に見た夢、変わる夢—インドネシア編
- 第3章 何も知らなかった、若かった—インドネシア編
- 第4章 祖国啾々—ベトナム・ミャンマー編
- エピローグ 約束の場所
「BOOKデータベース」 より