西武vs東急戦国史
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西武vs東急戦国史
(角川文庫, 緑-496-11-13)
角川書店, 1989.6-1989.8
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セイブ vs トウキュウ センゴクシ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784041496114
内容説明
西武鉄道の堤康次郎と東急電鉄の五島慶太。首都東京の郊外交通を二分する私鉄王国を築いた二人は、あらゆる点で対照的だった。関東大震災以後、東京西部への急激な住民移動で、交通網の整備が急がれた。この好機を得て、強盗慶太、ピストル堤と異名をとる二人は、池袋と渋谷を拠点に、不動産、流通、観光へと業容を拡大した。二人の強烈なライバル意識は、類似の業容を生みだすとともに、清二、義明vs昇へと世代をこえた企業戦争へと発展する。異色のライバルを通して描く、経済戦国史。
目次
- 第1章 強盗慶太の出発
- 第2章 ピストル康次郎の出発
- 第3章 田園都市構想
- 第4章 悪名
- 第5章 運命の出会い
- 第6章 慶応大学を奪え
- 第7章 武蔵野の幽霊電車
- 第9章 三越乗っ取り
- 第9章 地下鉄戦争
- 巻冊次
-
中 ISBN 9784041496121
内容説明
戦火により一面の焼土と化した東京で、西武VS東急の闘いは再開された。拠点となる池袋と渋谷の復興整備のさなか、東急は、池袋西口に百貨店の進出を計画。両社の戦いは激化する。三越、白木屋騒動、東急の伊豆急開発、西武の小田急買占めなど、日本経済の回復を背景に、闘いの輪は、銀座、軽井沢、伊豆へとひろがる。そして西武・東急は総力をあげて天下の嶮箱根山で激突する。異色のライバルを通して描く経済戦国史。
目次
- 私鉄の独裁者
- 東京糞尿譚
- 焼跡時代
- 白木屋騒動
- 燃える箱根山
- 北海道遠征
- 悲しき大往生
- 主役交代
- 花吹雪の朝
- スーパー業界の混戦
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784041496138
内容説明
創業者五島慶太、堤康次郎のあいつぐ死、しかし、この宿命のライバルの闘いは、清二・義明と昇へとひきつがれ、事業の成長拡大とともに新しい局面を迎える。西武vs東横のデパート戦争は、関西のダイエーの関東進出など嵐のスーパー業界での西友vs東光へと戦線を拡大。他方、経済の驚異的な成長にともない、戦前の土地取得が、あらたな火種となって、両社はホテル、レジャー、不動産部門にもあくなき闘いをしいられる。異色のライバルを通して描く経済戦国史。
目次
- 第20章 資産分割
- 第21章 古戦場に吹く風
- 第22章 デパート革命
- 第23章 列島改造悲劇
- 第24章 ホテル乱立戦
- 第25章 レオ軍団苦戦す
- 第26章 大惨事
- 第27章 銀座大会戦
- 第28章 天王山はどこだ?
「BOOKデータベース」 より