わが心のチェーホフ

書誌事項

わが心のチェーホフ

佐藤清郎著

以文社, 2014.12

タイトル別名

Чехова

タイトル読み

ワガ ココロ ノ チェーホフ

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内容説明・目次

内容説明

農奴の孫、医師・作家のチェーホフは、すべてを離れて見る眼を持っていた。そこから笑いと哀れみ、優しさと厳しさが生まれる。名著『チェーホフの生涯』から半世紀、94歳の著者が書き溜めたエッセイ風のチェーホフ論。

目次

  • チェーホフの孤独
  • チェホンテからチェーホフへ
  • チェーホフの醒めた眼
  • 「退屈な話」という題名訳
  • 『賭け』の広がり—生き方の選択
  • チェーホフとストア哲学—『六号室』の世界
  • 「幸福なんてない」(『手帖』)
  • 『黒衣の僧』—チェーホフとドストエフスキー
  • チェーホフと『伝道の書』
  • 『三人姉妹』のテーマ—チェーホフの本音
  • 「どっちだって同じさ」—加藤周一の観劇評
  • 『桜の園』の時代性と永遠性
  • 再び『桜の園』について—カターエフ説再考
  • 「自然法爾」(親鸞)と「自然法則」(チェーホフ)
  • 横顔のチェーホフ
  • チェーホフ・その死
  • チェーホフ小伝—生涯とその時代
  • チェーホフと神西清

「BOOKデータベース」 より

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