前田慶次と歩く戦国の旅 : 『前田慶次道中日記』を辿る
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前田慶次と歩く戦国の旅 : 『前田慶次道中日記』を辿る
(歴史新書y, 051)
洋泉社, 2014.12
- タイトル読み
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マエダ ケイジ ト アルク センゴク ノ タビ : マエダ ケイジ ドウチュウ ニッキ オ タドル
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注記
参考文献: p237-239
内容説明・目次
内容説明
前田慶次は、隆慶一郎の小説『一夢庵風流記』や原哲夫の漫画『花の慶次』で知る読者も多い。ゲームやパチンコ、スロットマシーンのキャラでも知られ、大男で秀吉公認の「天下御免の傾奇者(かぶきもの)」であったという。戦国期の旅の記録は貴重である。晩年の慶次本人が記したとされる二六日間の『道中日記』の内容は、「傾奇者」と称される彼のイメージとは程遠い。古書典籍の知識を備え、道すがら陰陽道の呪術的世界にはまる姿は、戦国武将の実像に近いはずだ。
目次
- 序章 『前田慶次道中日記』と中世東山道
- 第1章 伏見から近江路へ—自らを、東下りの貴族になぞらえ
- 第2章 美濃から木曽路へ—同行する朝鮮人父子の別れ
- 第3章 和田・碓氷の峠越え—慶次の前を行く徳川家康の一行
- 第4章 坂東の地へ—宇都宮で旅一番の歓待を受ける
- 第5章 白河の関を越えて—現世への未練と無常観を感じつつ
- 第6章 奥州街道から米沢へ—日記の謎めいた記述と陰陽道
- 終章 中世東山道の終焉と、その後の慶次
「BOOKデータベース」 より