文明化と暴力 : エリアス社会理論の研究

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文明化と暴力 : エリアス社会理論の研究

内海博文著

東信堂, 2014.11

タイトル読み

ブンメイカ ト ボウリョク : エリアス シャカイ リロン ノ ケンキュウ

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注記

博士論文「エリアス社会理論の研究」 (大阪大学, 2002年) を全面的に改訂したもの

参考文献: p215-228

内容説明・目次

内容説明

全20世紀を通じ、すなわちその生涯を西欧文明の高揚と危機とともに、ユダヤ人研究者として生き抜いたエリアスの営為には、「時代」が深く刻印されている。国家・国民の近代化と暴力の馴致による「文明化」を基点としたその研究を体系的に論考した本書は、他の多くの見解と異なり、ナチズム等現代の「暴力」を、国民形成の限界からの、つまり「文明化の過程が孕む暴力」と分析する。とすれば、今後のグローバル化に伴う新たな文明化にも、更なる危機が潜んでいるだろう。見逃すことのできぬエリアス研究。

目次

  • 序章 『文明化の過程』をめぐって
  • 第1章 宮廷社会の社会学
  • 第2章 文明化と暴力
  • 第3章 個人と社会
  • 第4章 近代への診断
  • 終わりにかえて 文明化の過程とグローバリゼーション—ヴェーバーとエリアス

「BOOKデータベース」 より

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