絵画と都市の境界 : タブローとしての都市の記憶

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絵画と都市の境界 : タブローとしての都市の記憶

長谷川章著

ブリュッケ , 星雲社 (発売), 2014.12

タイトル別名

Landschaftsbegriff vom gestalteten Weltbild des Menschen

タイトル読み

カイガ ト トシ ノ キョウカイ : タブロー トシテノ トシ ノ キオク

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内容説明・目次

内容説明

中世に誕生したヨーロッパの都市文化の歴史とは、近代社会へと至る都市の成熟していく過程といえるだろう。本書では、その都市の風景の中に、都市で営まれた人々の生活の痕跡を、そして近代という理念を探し出そうとした。経験知あるいは行動知としての旅から紡ぎだす都市論である。

目次

  • 第1部 オランダ風景画と地図—一七世紀オランダ(一七世紀オランダの絵画芸術;都市景観画の誕生;都市景観画と地図に表象された都市;都市景観画における近代)
  • 第2部 バロック絵画と水景庭園都市—一八世紀ドイツ(水景庭園都市ポツダムの誕生;美の概念の成立と絵画表現;ハーヴェル湖の水景庭園)
  • 第3部 エデンの園からネクロポリスへ—一九世紀ドイツ(オールスドルフ公園墓地の誕生;埋葬の文化と死生観;墓地空間の系譜;都市の公共空間と墓地;墓地の歴史から都市風景を読む)
  • 第4部 植物帝国主義から田園都市へ—二〇世紀イギリス・青島(ハワードの田園都市構想;植物帝国主義と庭園文化;植民地主義とイギリス田園都市;ドイツ植民地「青島」の都市景観)

「BOOKデータベース」 より

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