日本近代主権と立憲政体構想

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日本近代主権と立憲政体構想

小関素明著

日本評論社, 2014.12

タイトル読み

ニホン キンダイ シュケン ト リッケン セイタイ コウソウ

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内容説明・目次

内容説明

一介の権力を「公権力=主権」へと純化せしめる原理と技法とは?主権に実行力を与え、その再生産を可能にした原理とメカニズムを解析し、二大政党制構想の歴史的探究を通して、公権力と創造的に切り結ぶための民主化の制度的ビジョンを模索する。緻密にして果敢な日本近代史研究のフロンティア。

目次

  • 「近代の必然」を見据える歴史学の探求
  • 第1部 日本近代主権の原理と立憲制の招請:王政復古から立憲政体構想へ(「近代の悲劇」と近代主権の社会哲学的探求;近代主権にとっての明治維新;「革命の馴致」としての大日本帝国憲法体制と共和制構想の排出)
  • 第2部 立憲政体構想の境域:権力の実行力をめぐる競合(憲政と強力政府党構想—原敬と美濃部達吉の共依存と乖離;二大政党制構想の趣意と射程;一九二〇年代後半における「政党政治」の危機の構造化;二大政党制構想の再編;近衛新体制への接近から戦後の二大政党制構想へ)
  • 「革命」から「民主主義」へ

「BOOKデータベース」 より

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