田中角栄 : 権力の源泉
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書誌事項
田中角栄 : 権力の源泉
(イースト新書, 041)
イースト・プレス, 2014.12
- タイトル別名
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田中角栄権力の源泉
- タイトル読み
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タナカ カクエイ : ケンリョク ノ ゲンセン
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内容説明・目次
内容説明
大正七年、豪雪地帯の新潟県刈羽郡二田村の馬喰の倅として生まれた田中角栄。自民党総裁選で角栄に六〇億円を貢いだ政商・小佐野賢治は、角栄と一つ違いであった。小佐野は、山梨県の山村で風呂もトイレもない四方ムシロだけの「戸のない家」と近所の子どもたちから揶揄され、寺の軒先や他人の物置きで暮らした。極貧の中から成り上がった田中角栄と小佐野賢治の二人三脚物語は、「巨大な権力とカネ」が蠢く時代の実験場だった。昨今の「政治とカネ」の問題など些末すぎる。権力の絶頂からロッキード事件に至る闘争史。
目次
- 第1章 田中角栄の青春、小佐野賢治と昭和(人間は、働かなくちゃいかん;角栄の初恋と魂の上京 ほか)
- 第2章 権力の階段—角栄と小佐野の天下取り(越山会の原型—下からの盛り上がり;いざというとき、敵にまわらないための“指導料” ほか)
- 第3章 今太閤・田中角栄、政商・小佐野賢治の絶頂(田中派旗揚げ、福田派のスパイ;「オヤジ、小佐野さんと佐藤昭さんを切ってください」 ほか)
- 第4章 ロッキード事件の深層(ロッキード事件発覚;“小佐野‐児玉‐ロッキード社”の点と線 ほか)
- 第5章 闇将軍・田中角栄の執念と最期(キングメーカー角栄;後藤田正晴指揮による大ローラー作戦 ほか)
「BOOKデータベース」 より