佐藤泰志 : そこに彼はいた
著者
書誌事項
佐藤泰志 : そこに彼はいた
河出書房新社, 2014.11
- タイトル読み
-
サトウ ヤスシ : ソコ ニ カレ ワ イタ
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注記
佐藤泰志略年譜: p444-449
内容説明・目次
内容説明
夢を共有した詩人がその生涯をたどりながら全作品を未発表作品・草稿まで含めて徹底解読、佐藤泰志の生と言葉を未来へ刻印するために、全力を投入して書き下ろした奇蹟の評伝。四十一歳でみずから生を断ち、『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』映画化などとともに二十年をへて復活した作家の真実—。
目次
- 第1章(百二才にて死ぬ—書斎/人生計画;ぼくは、ぼくを知らない—青函連絡船のこと/函館の朝市/猫背/さまようぼく ほか)
- 第2章(真に傷ついています—背中ばかりなのです;一瞬のせりあがりと痙攣—兎 ほか)
- 第3章(一夜を生き抜いて—もうひとつの朝;深刻な面なんか糞くらえだ—颱風伝説/草の響き/ディトリッヒの夜 ほか)
- 第4章(誰が悲しいだなんていった—僕は書きはじめるんだ/画家ティハニー/僕が行こうと思っていた村には/誰が悲しいだなんていった/僕の渡る多くの河/そこのみにて光輝く;書いても書いても足りないからだ—防空壕のある庭/オーバー・フェンス/風が洗う ほか)
「BOOKデータベース」 より