精神医学を視る「方法」
著者
書誌事項
精神医学を視る「方法」
日本評論社, 2014.12
- タイトル別名
-
社会脳は臨床の知となるか
Methods of "watching" psychiatry
精神医学を視る方法
- タイトル読み
-
セイシン イガク オ ミル ホウホウ
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注記
『こころの科学』(165-176号) の連載 「社会脳は臨床の知となるか」 に加筆・修正し、書籍化したもの
文献・注: p215-219
内容説明・目次
内容説明
脳科学の全盛、薬物療法の広がり、EBMの普及、DSM‐5の登場、精神科医療への毀誉褒貶—精神医学の現代的論点を一貫した方法で見通す。
目次
- 第1章 二つの「脳科学の大衆化」—ヴァーチャル/リアル両面に広がるダイナミクス
- 第2章 精神疾患の起源と「なぜなぜ物語」—進化学をどうとらえるか
- 第3章 「日本人らしさ」と「うつ病らしさ」—自己イメージは集団の概念とどうかかわるか
- 第4章 通じない私の「アハ体験」—多元主義序論
- 第5章 精神医学における「多元主義」とは
- 第6章 まとめるべきか、分けるべきか—DSM‐5出版を記念して「分類」について考える
- 第7章 精神科医に必要な素養とは?—アニノマスの砂漠、記名性のオアシス
- 第8章 精神療法と薬物療法—ステレオタイプの落とし穴
- 第9章 精神科の病気の境界は「あいまい」か?—精神科診断の難しさを考える(その1)
- 第10章 病気/健康の基準とは—精神科診断の難しさを考える(その2)
- 終章 かつて存在したもの、新たに手にしたもの
「BOOKデータベース」 より