宮沢賢治童話の世界 : 子ども読者とひらく
著者
書誌事項
宮沢賢治童話の世界 : 子ども読者とひらく
冨山房インターナショナル, 2014.12
- タイトル別名
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宮沢賢治 : 童話の世界 : 子ども読者とひらく
- タイトル読み
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ミヤザワ ケンジ ドウワ ノ セカイ : コドモ ドクシャ ト ヒラク
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内容説明・目次
内容説明
賢治童話を子どもはどう読むのか。注文の多い料理店、よだかの星、やまなし、オツベルと象、どんぐりと山猫、土神ときつね、雪渡り、猫の事務所…童話の魅力と諸相を読みひらき、その教材性の意味を問い、賢治の生あるものに向けての愛の思想を探る。
目次
- 第1章 子どもと読む賢治童話の魅力(異界との交歓—「雪渡り」;生命の連環—「やまなし」;擬制を撃つ—「よだかの星」;自己回復へのメッセージ—「注文の多い料理店」;イーハトヴの世界に遊ぶ—「鹿踊りのはじまり」;現実と理想の相克—「オツベルと象」)
- 第2章 掘り起こす賢治童話の世界(異界からの手紙—「どんぐりと山猫」;領域侵犯者に与えられた罰としての刻印—「注文の多い料理店」;狐殺しの修羅—「土神ときつね」;社会悪への批評—「猫の事務所」;賢治童話における悪の諸相)
- 第3章 教材としての賢治童話(宮沢賢治童話の教材史;賢治童話の魅力と教材化の可能性;教材論・作品論のための覚え書き)
「BOOKデータベース」 より