その日の墨
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その日の墨
（河出文庫, [し21-1]）
河出書房新社, 2014.12
- タイトル読み
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ソノ ヒ ノ スミ
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
1983年4月冬樹社より刊行、1987年3月新潮文庫となったもの
内容説明・目次
内容説明
初めて筆を持った五歳のお正月—「ヨコ、タテ、ヨコ、タテ、ヨコ」と大きな声を出して墨で紙に書いた「正」の字。ここから桃紅の芸術が始まった。万葉仮名、江戸風鈴、ある印人、古人の書状との心の対話など、書の修錬によって墨で独自の美を創りだした国際的抽象美術家、名エッセイストが綴る、代表作となる半生の記。
目次
- かりのすみか—君看ョ雙眼色
- 朱華—柿の実
- 二藍—日蝕の電話
- 雪—兆し
- 墨—すみのいろ
- 拾—ものの味
- 古日—時間
「BOOKデータベース」 より