身体知と感性知 : アンサンブル
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身体知と感性知 : アンサンブル
(石塚正英著作選 : 社会思想史の窓 / 石塚正英著, 第3巻)
社会評論社, 2014.12
- タイトル読み
-
シンタイチ ト カンセイチ : アンサンブル
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内容説明・目次
内容説明
ここで議論される“身体知”は、本選集6巻連結の先に見えている新知平を示す。それは、ホモ・ファベル(道具を有する存在)からホモ・アルターエゴ(他我を有する存在)への人間存在の転換といえる。生産物(ロボットやコンピュータ)を道具と見なしている主客二元的次元から、それらを“もう一人の対なる自己(アルターエゴ)”と見なす間主観的あるいは共同主観的知平の再構築である。
目次
- 第1章 カリカチュア風俗史家フックスとその時代
- 第2章 身体論を軸としたフォイエルバッハ思想
- 第3章 ロボット・フェティシズム—もう一つのヒューマン・インターフェイス
- 第4章 ミームとジーン—複合科学的身体論のキーワード
- 第5章 関係論としての色彩論—ニュートン・ゲーテ・ウィトゲンシュタイン
- 第6章 ア・プリオリとア・ポステリオリ—交互的記号図像論
- 第7章 芸術作品に対する感性文化的評価—美術館の黴オブジェとスタジアムの地響き楽器
- 第8章 始まりとしての八分休符—ベートーヴェン『運命』交響曲の歴史知的検討
- 第9章 環境の凝固結晶としての人間身体—内発的から外発的へのベクトル反転
「BOOKデータベース」 より