芸術学事始め : 宇宙を招くもの
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書誌事項
芸術学事始め : 宇宙を招くもの
(中公叢書)
中央公論新社, 2015.2
- タイトル読み
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ゲイジュツガク コトハジメ : ウチュウ オ マネク モノ
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内容説明・目次
内容説明
人間の芸術は自然の再現であるとはいえ、単なる自然の模倣ではない。人間は、自然の造形が持つ均衡や調和、リズムや運動という自然の造形を形象化しながら、本質を抽出しようとする。自然の動と静、あらゆる形から本質を取りだし、抽象化するのである。ところが現代芸術は、抽象を推し進めるあまり、自然から離反してしまった。二一世紀の芸術はどこに向かうのだろうか。
目次
- プロローグ 幼児画からの出発
- 1 芸術は祝祭から—芸術の起源
- 2 芸術は生命の表現—芸術の真実
- 3 芸術制作の現場から—創作者の立場
- 4 参加する芸術—鑑賞者の視点
- 5 現代芸術の行方—何が失われたのか
- エピローグ 造形の根源を求めて
「BOOKデータベース」 より