書誌事項

福島事故に至る原子力開発史

原子力技術史研究会編 ; 山崎正勝 [ほか執筆]

中央大学出版部, 2015.2

タイトル読み

フクシマ ジコ ニ イタル ゲンシリョク カイハツシ

注記

その他の執筆者: 舘野淳, 奥田謙造, 遠藤哲也, 倉澤治雄, 太田昌克, 後藤政志, 市川浩, 栗原岳史

参考文献: p30-31

日米原子力協定交渉年表: p107-108

原子力開発関連年表/栗原岳史編: p[175]-186

内容説明・目次

内容説明

福島原発のシビアアクシデントはなぜ起こったのか?日本の原子力政策にどんな問題があったのか?日本に導入された最初の発電炉はなぜ英国製だったのか?なぜ日本の自主技術は育たなかったのか?日米原子力協定を今後どうすべきか?原子力船「むつ」はどうなったか?日本の原子力に関わってきた各界の専門家が問題を解明、「原子力の行く末」を考える視座を提供する!

目次

  • 第1章 福島事故と原子力開発史
  • 第2章 原子力三原則vs日米原子力協定—福島原発と1968年協定
  • 第3章 イギリスからコールダーホール型商用炉導入
  • 第4章 日本原子力研究所における動力試験炉(JPDR)建設と研究者への弾圧
  • 第5章 軽水炉の導入と動燃団体制—放棄された自主開発方針
  • 第6章 日米原子力協定(1988年)の成立過程と今後の課題
  • 第7章 こなかった「原子力商船時代」
  • 第8章 核持ち込み問題と原発導入
  • 第9章 格納容器から見た原発の技術史
  • 第10章 結びに代えて—チェルノブィリ原発事故を緒に原子力技術史を考える
  • 第11章 原子力開発関連年表
  • 資料 原子力草創期関係者からの「聞き書き」

「BOOKデータベース」 より

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