「満州」から集団連行された鉄道技術者たち : 天水「留用」千日の記録
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「満州」から集団連行された鉄道技術者たち : 天水「留用」千日の記録
創土社, 2015.2
- タイトル別名
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満洲から集団連行された鉄道技術者たち : 天水留用千日の記録
- タイトル読み
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「マンシュウ」カラ シュウダン レンコウ サレタ テツドウ ギジュツシャ タチ : テンスイ「リュウヨウ」センニチ ノ キロク
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注記
参考文献: p200-208
内容説明・目次
内容説明
日中戦争終結5年後の1950年、共産党政権下で旧「満州」各地から集められた日本人鉄道技術者は、万里の長城以南に移動して鉄道建設の任務にあたるよう要請される。「留用」という名の集団連行である。家族を含め約900人がシルクロードの要衝・甘粛省天水に配置され、天水‐蘭州間の鉄道建設に従事した。本書は技術者とその家族らが帰国までの千日近い日々、当地でどのように働き、暮らしたのか、中国の人々とどのような関係を作ったのか、その希有な歴史体験を詳細に記録したものである。戦後日中関係史の知られざる一コマを照射する。
目次
- 第1章 旧「満州」で「留用」された人びと
- 第2章 「どこへ連れて行くのか?!」
- 第3章 シルクロードの交通の要衝「天水」
- 第4章 「天蘭線」建設と技術者たち
- 第5章 日々の暮らしのなかで
- 第6章 異国で学ぶ小中学生たち
- 第7章 銃殺刑を見せられる子どもたち
- 第8章 突然の集団引揚げ
- 第9章 「第二のふるさと」として
「BOOKデータベース」 より