きもの
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きもの
(新潮文庫, こ-3-8)
新潮社, 2014.12
18刷改版
- タイトル読み
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キモノ
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注記
平成5年1月新潮社より刊行の作品
解説(辻井喬): p430-438
内容説明・目次
内容説明
明治時代の終りに東京の下町に生れたるつ子は、あくまでもきものの着心地にこだわる利かん気の少女。よき相談役の祖母に助けられ、たしなみや人付き合いの心得といった暮らしの中のきまりを、“着る”ということから学んでゆく。現実的で生活に即した祖母の知恵は、関東大震災に遭っていよいよ重みを増す。大正期の女の半生をきものに寄せて描いた自伝的作品。著者最後の長編小説。
「BOOKデータベース」 より