海岸列車
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書誌事項
海岸列車
(集英社文庫, [み32-3],
集英社, 2015.1
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カイガン レッシャ
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注記
毎日新聞社 1989年刊の再刊
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784087452709
内容説明
“鎧”という無人駅は自分たちを捨てた母がいる場所—父の死後、夏彦とかおりの兄妹は伯父の元に引き取られ成長する。二人は伯父が経営する“モス・クラブ”という会社で働き始める。兄は、ぽっかり空いた心の隙間を埋めるように寂しさを紛らわしながら暮らし、妹は心にある秘密を隠して急逝した伯父の後を継ぐために奔走する。そんな時目の前に現れたのが、国際弁護士・戸倉陸離だった。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784087452716
内容説明
戸倉陸離に支えられ、“モス・クラブ”を経営していくかおり。次第に、彼への想いが抑えられなくなっていく。同時に彼もその気持ちに気づき、大切に思うが故に距離を置く。夏彦は会社から身を引き、まったく新しい自分の人生を歩み始める。そんな時、会社ではある陰謀が進行していた。それぞれの人生、それぞれの愛の形。そして彷徨える二人の魂に救いはあるのか…。宮本文学の傑作長編小説。
「BOOKデータベース」 より