ウィーンの弦楽四重奏団200年史 : 弦楽四重奏の魅力にとりつかれた演奏家たち

書誌事項

ウィーンの弦楽四重奏団200年史 : 弦楽四重奏の魅力にとりつかれた演奏家たち

幸松肇著

クヮルテット・ハウス・ジャパン , レグルス (発売), 2014.12

タイトル別名

ウィーンの弦楽四重奏団200年史 : 弦楽四重奏の魅力にとりつかれた演奏家たち

タイトル読み

ウィーン ノ ゲンガク シジュウソウダン 200ネンシ : ゲンガク シジュウソウ ノ ミリョク ニ トリツカレタ エンソウカ タチ

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注記

参考文献: p253-254

索引あり

内容説明・目次

内容説明

ウィーンの約200年に及ぶ弦楽四重奏団の歩みを綴った歴史書。活動と歴史的推移を論述し、ウィーンの名弦楽四重奏団の誕生と栄枯盛衰の軌跡を総括する。その録音についても、耳で確かめられる生きた資料として重点的に取り上げた。さらに、現在活躍するウィーンの弦楽四重奏団の動向を捉え、明日への展望を予測する。

目次

  • 第1章 1755年から1830年頃(ベートーヴェンに作曲意欲を起こさせた、世界初の職業弦楽四重奏団の誕生)シュパンツィヒ四重奏団と同時代の弦楽四重奏団
  • 第2章 1830年から1850年頃(ベートーヴェン後の弦楽四重奏団の低迷期)演奏会が極端に低調になった…それを救ったのは…
  • 第3章 1850年から1880年頃(ウィーン・フィルの首席奏者たちが弦楽四重奏団を結成する伝統を築いた、黎明期のウィーン・フィル楽員による弦楽四重奏団)ヘルメスベルガー四重奏団と、同時代の弦楽四重奏団
  • 第4章 1880年から1930年頃(その1)(ブラームスやドヴォルザークの作品を意欲的に紹介した発展期のウィーン・フィルの楽員による弦楽四重奏団)ロゼー弦楽四重奏団と、同時代の弦楽四重奏団
  • 第5章 1880年から1930年頃(その2)(シェーンベルク、ベルク等の作品紹介に尽力し、ウィーンに新風を吹き込んだ新ウィーン楽派の弦楽四重奏団)新ウィーン楽派に対応するコーリッシュ弦楽四重奏団、ガリミール弦楽四重奏団、及び同時代の弦楽四重奏団
  • 第6章 1930年から1950年頃(第二次世界大戦前後の混乱期、ウィーンの伝統を守ったウィーン・フィル楽員による弦楽四重奏団)ウィーン・フィルハーモニア四重奏団、シュナイダーハン弦楽四重奏団、ヴァイスゲルバー四重奏団
  • 第7章 1940年代から1970年頃(LPレコードによりファン層が飛躍的に広がった時代。第二次世界大戦前後のウィーン・フィルの楽員による弦楽四重奏団)LP初期の落とし子たち—バリリ四重奏団、ウィーン・フィルハーモニー弦楽四重奏団、ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
  • 第8章 1950年代以後(ウィーン・フィルの弦楽四重奏団が取り上げないジャンルを独自に開拓した、ウィーン交響楽団の楽員による弦楽四重奏団)ウィーンはウィーンでも…
  • 第9章 1960年代から1990年代(ウィーンの弦楽四重奏団200年史を総括する、伝統奏法で歴代最高位の理想郷を実現したヴェラー弦楽四重奏団の誕生と悲劇)ヴェラー弦楽四重奏団の悲劇
  • 第10章 21世紀初頭、現在のウィーンの弦楽四重奏団—現状と将来への展望

「BOOKデータベース」 より

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