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親鸞 = shinran

石井ゆかり文 ; 井上博道写真

パイインターナショナル, 2012.12

Other Title

shinran

Title Transcription

シンラン

Available at  / 5 libraries

Note

参考文献: p316

Description and Table of Contents

Table of Contents

  • 弥陀の本願には、老少・善悪のひとをえらばれず、ただ信心を要とすとしるべし。
  • 本願を信ぜんには、他の善も要にあらず、念仏にまさるべき善なきゆへに。悪をもおそるべからず、弥陀の本願をさまたぐるほどの悪なきゆへにと云々。
  • 念仏は、まことに浄土にむまるるたねにてやはんべらん、また地獄におつべき業にてやはんべるらん。惣じてもて存知せざるなり
  • 聖道の慈悲といふは、ものをあはれみ、かなしみ、はぐくむなり。しかれども、おもふがごとくたすけとぐること、きはめてありがたし。
  • 親鸞は弟子一人ももたずさふらう。
  • つくべき縁あればともなひ、はなるべき縁あればはなるることのあるをも、師をそむきてひとにつれて念仏すれば、往生すべからざるものなりなんどいふこと、不可説なり。念仏は行者のために非行・非善なり。わがはからひにて行するにあらざれば非行といふ、わがはからひにてつくる善にもあらざれば非善といふ。
  • 親鸞もこの不審ありつるに、唯円房おなじこころにてありけり。
  • わがこころのよくてころさぬにはあらず、また害せじとおもふとも百人・千人をころすこともあるべし。
  • 聖人のおほせには、善悪のふたつ惣じてもて存知せざるなり。〔ほか〕

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Details

  • NCID
    BB18156962
  • ISBN
    • 9784756241689
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    317p
  • Size
    16cm
  • Classification
  • Subject Headings
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