ジェレミー・ベンサムの挑戦
著者
書誌事項
ジェレミー・ベンサムの挑戦
ナカニシヤ出版, 2015.2
- タイトル別名
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The challenges of Jeremy Bentham
ジェレミーベンサムの挑戦
- タイトル読み
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ジェレミー・ベンサム ノ チョウセン
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注記
参考文献: 各章末
ベンサム著作索引あり
内容説明・目次
内容説明
幸福の計算を試みた功利主義の原点に迫る。膨大な草稿に光をあてたベンサム・プロジェクト—その貴重な成果が、フーコー、ロールズをはじめさまざまな論者から「読まれざるベンサム」を解き放ち、功利の原理に基づいた、ラディカルな思考の可能性を拓く。
目次
- 第1部 ベンサムの挑戦(幸福、道徳、そして統治—ジェレミー・ベンサムの挑戦;コモン・ロー的伝統とベンサムの法理論—「裁判官の慣習」と「一般的慣習」の峻別によるコモン・ロー批判;ジェレミー・ベンサムとH.L.A.ハートの「法理学における功利主義的伝統」;ベンサム言語論の挑戦—「言語論的転回」の先駆者か?「プラグマティズム的転回」の先駆者か?;ベンサムにおけるキリスト教と功利主義)
- 第2部 ベンサム論の挑戦(広まり変転する“ベンサム”から蘇るベンサム像へ;功利主義と配分的正義—民法とベンサム経済思想の基礎;憲法上の権利と安全;ベンサムにおける功利主義的統治の成立—パノプティコンと輿論法廷;功利主義はなぜ不評か—utilitarianism/utilityの翻訳問題)
- 第3部 挑戦する「ベンサム」(ベンサムの統治功利主義の可能性;統治と監視の幸福な関係—ベンタムの立憲主義を巡るひとつの非歴史的随想;功利主義とマイノリティー;グローバリゼーションとベンサム)
「BOOKデータベース」 より