飛鳥の原に百済の花が咲きました
著者
書誌事項
飛鳥の原に百済の花が咲きました
(日本の中の朝鮮をゆく, 飛鳥・奈良編)
岩波書店, 2015.2
- タイトル別名
-
아스카・나라 : 아스카 들판에 백제꽃이 피었습니다
- タイトル読み
-
アスカ ノ ハラ ニ クダラ ノ ハナ ガ サキマシタ
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注記
解説: 李成市
原著 (創批, 2013) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
九州編に続き、朝鮮半島と日本の間の文化的交流を考える歴史紀行の第二弾「飛鳥・奈良編」。古代国家への発展過程が見られる飛鳥、そして古代国家誕生の地である奈良には数多くの史跡が集中している。著者は、高松塚古墳、石舞台、法隆寺、東大寺、薬師寺など飛鳥・奈良の史跡・古刹を経めぐりながら、これらの寺や大仏などの文物の中に、朝鮮半島のものと似ていながらも、異なる日本文化独自のものを見いだし、ありのままに日本を知ることが朝鮮半島の歴史を理解することにつながると説く。
目次
- 飛鳥・奈良踏査—渡来文化の足跡
- 第1部 飛鳥(近つ飛鳥—百済人、加耶人の移民開拓史;高松塚古墳と石舞台—渡来人神社に捧げる一輪のツバキ;橘寺と飛鳥寺—飛鳥の原に百済の花が咲きました;斑鳩の法隆寺—私はそこに長く留まらざるをえなかった)
- 第2部 奈良(奈良の名勝と博物館—我々の昔の姿をここに見る;興福寺—廃仏毀釈も犯せなかった美;東大寺—東大寺に行ったら三月堂まで上がりなさい;薬師寺と唐招提寺—東塔は歌い、彫刻像は呼吸する)
「BOOKデータベース」 より