ポスト代表制の政治学 : デモクラシーの危機に抗して
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書誌事項
ポスト代表制の政治学 : デモクラシーの危機に抗して
ナカニシヤ出版, 2015.3
- タイトル別名
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ポストrepresentationの政治学 : デモクラシーの危機に抗して
- タイトル読み
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ポスト ダイヒョウセイ ノ セイジガク : デモクラシー ノ キキ ニ コウシテ
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注記
参考文献: 各章末
収録内容
- 序・ポスト代表制の政治学に向けて / 山崎望, 山本圭 [執筆]
- 1: 直接民主主義は代表制を超えるのか? / 五野井郁夫 [執筆]
- 2: 国境を越える代表は可能か? / 高橋良輔 [執筆]
- 3: 代表制のみが正統性をもつのか? / 山崎望 [執筆]
- 4: 熟議は代表制を救うか? / 山田陽 [執筆]
- 5: 動員は代表制の敵か? / 山本圭 [執筆]
- 6: 宗教と代表制は共存できるか? / 高田宏史 [執筆]
- 7: 民意は代表されるべきか? / 鵜飼健史 [執筆]
- 8: 全体を代表することは可能か? / 川村覚文 [執筆]
- 9: 真の代表は可能か? / 乙部延剛 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
代表制はその役割を終えたのか?代表制の機能不全が指摘されるなか、代表とデモクラシーをめぐる九つの難題に気鋭の政治学者たちが挑む。
目次
- 序 ポスト代表制の政治学に向けて(危機の代表制;代表とデモクラシー;本書の構成)
- 1 直接民主主義は代表制を超えるのか?(民主主義の政治はどこへ向かうのか?;日本の議会政治と3・11後の民意;一時的自主管理空間の変容、神的暴力としての非暴力の理論 ほか)
- 2 国境を越える代表は可能か?(現代民主主義の危機;「第三の民主主義」の模索;国境を越える公共圏の理論 ほか)
- 3 代表制のみが正統性をもつのか?(グローバル化と正当性の揺らぎ;機能的な正統性をめぐって;民主的正統性をめぐって ほか)
- 4 熟議は代表制を救うか?(熟議民主主義の経験論的展開;社会の個人化と連帯の空洞化;公共の熟議の制度化とミニ・パブリックス ほか)
- 5 動員は代表制の敵か?(デモクラシーの動員モデル?;参加デモクラシー再訪;不安で不安定なアイデンティティの出現 ほか)
- 6 宗教と代表制は共存できるか?(宗教的少数派と代表制デモクラシーの問題;ヨーロッパのリベラル・デモクラシーと宗教的少数派の代理=表象;世俗主義と宗教的少数派の代理=表象 ほか)
- 7 民意は代表されるべきか?(代表性統治の弁証;選挙と民意;民意の両義性 ほか)
- 8 全体を代表することは可能か?(「代表」と「表現」という問題;「國體」と「社会;天皇機関説と天皇主権説、そして民本主義 ほか)
- 9 真の代表は可能か?(代表制の危機?;一八四八年の危機;同時代人の診断—マルクスとトクヴィル ほか)
「BOOKデータベース」 より