日本人が知らない漁業の大問題
著者
書誌事項
日本人が知らない漁業の大問題
(新潮新書, 612)
新潮社, 2015.3
- タイトル別名
-
日本人が知らない漁業の大問題
- タイトル読み
-
ニホンジン ガ シラナイ ギョギョウ ノ ダイモンダイ
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内容説明・目次
内容説明
マグロやウナギが規制されると、日本の食文化が守れない?そんなの漁業の本当の危機じゃない。年々衰退し続ける漁の現場、揺らぐ卸売市場流通、定番商品ばかりの小売の店頭、ブランドや養殖への過剰参入、的外れの政策のオンパレード、そして失われゆく魚食文化…新聞やテレビでは報じられない、日本漁業を取りまく深刻な構造問題を気鋭の水産学者が徹底検証。余命数十年ともいわれる漁業と魚食の今とは—。
目次
- 1 漁業は誰のためのものか
- 2 「海外に活路を」は正論か
- 3 漁協は抵抗勢力なのか
- 4 養殖は救世主たりうるか
- 5 複雑すぎる流通には理由がある
- 6 サーモンばかり食べるな
- 7 ブランド化という幻想
- 8 あまりに愚かな「ファストフィッシュ」
- 9 認証制度の罠
- 10 食育に未来はあるのか
「BOOKデータベース」 より