言語研究の視座
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書誌事項
言語研究の視座
開拓社, 2015.3
- タイトル別名
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Perspectives in linguistic research
- タイトル読み
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ゲンゴ ケンキュウ ノ シザ
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注記
坪本篤朗(静岡県立大学教授)が2015年3月に定年退職を迎えることを祝し、恩師・国内外の研究者等が寄稿した記念論文集
坪本篤朗教授略歴・業績一覧: p447-452
参考文献: 各論末
収録内容
- 非人称it主語と特異な構文 / 中右実著
- 拡張コピュラ構文の意味分析 / 益岡隆志著
- A paper the length of an office memo : 「記述の対格」の記述をめぐって / 福安勝則著
- 身体部位名詞句の意味機能について / 堀内裕晃著
- 語彙規則アプローチvs.構文アプローチ : どこが違うのか? / 岩田彩志著
- コード化された意味と推論による意味 : 統語論と語用論の棲み分け / 加藤雅啓著
- 可動性のパラメータ : 日英語の借用動詞の仕組みをめぐって / 大橋秀夫著
- 叙述型比較と領域型比較 : 比較構文の日英語対照研究 / 廣瀬幸生著
- 日本語被害受動文の成立について / 加賀信広著
- ト書き表現の直示性の起因 : 坪本説の再検討と新展開 / 西田光一著
- 動名詞から分詞への変化 : 動詞spendの補部再考 / 大室剛志著
- 知りがたい情報の同定と判明を披瀝する英語の構文 : It is that節構文とIt turns out that節構文の比較対照 / 大竹芳夫著
- いわゆる「アジア敷き関係節」について / John Whitman著
- 右枝節点繰上げと削除分析 / 木村宣美著
- 日本語の目的語省略における有生性の影響 : 量的データからの考察 / 澤崎宏一著
- 空所化現象再考 / 関茂樹著
- 省略の要因をめぐって / 内田恵著
- 2種類の「可能動詞+テイル」構文 / 竹沢幸一著
- 補助動詞「てしまう」における「不可逆性」の意味基盤 / 田村敏弘著
- 英語の単純現在形の分析再び / 和田尚明著
- 懸垂分詞を元にした談話機能化について : grantedの意味機能変化 / 早瀬尚子著
- 副詞的「やばい」の公的表現志向性とその動機付け / 今野弘章著
- (I'm) afraidの文法化とその動機づけ / 大村光弘著
- 「いま・ここ」の内と外 : 外の世界への注目と仮想世界への入り込みを中心に / 深田智著
- 可能表現と自己の境界 / 本多啓著
- 現代英語に観察されるラベリング現象に関する一考察 / 武田修一著
- 言語産出研究の「内」と「外」 : 言い間違い分析の視点から / 寺尾康著
- 主要部内在型関係節とパラドクス : 「波」と「粒子」の言語学 / 坪本篤朗著
内容説明・目次
内容説明
坪本篤朗静岡県立大学教授が2015年3月に定年退職を迎えることを祝し、恩師をはじめ、氏と、氏と親交のある国内外の研究者、同僚、教え子28名が寄稿した記念論文集。論文の内容は多岐に渡り、多様な視座からことばの世界に分け入る理論的・実証的な論考となっている。
目次
- 特別寄稿(非人称it主語と特異な構文;拡張コピュラ構文の意味分析)
- 第1部 語彙と構文(A Paper the Length of an Office Memo—「記述の対格」の記述をめぐって;身体部位名詞句の意味機能について ほか)
- 第2部 構文分析(叙述型比較と領域型比較—比較構文の日英語対照研究;日本語被害受動文の成立について ほか)
- 第3部 空所化、省略、削除(右枝節点繰上げと削除分析;日本語の目的語省略における有生性の影響—量的データからの考察 ほか)
- 第4部 テンス・アスペクト(2種類の「可能動詞+テイル」構文;補助動詞「てしまう」における「不可逆性」の意味基盤 ほか)
- 第5部 文法化、(間)主観化(懸垂分詞を元にした談話機能化について—grantedの意味機能変化;副詞的「やばい」の公的表現志向性とその動機付け ほか)
- 第6部 言葉と認知(“いま・ここ”の内と外—外の世界への注目と仮想世界への入り込みを中心に;可能表現と自己の境界 ほか)
「BOOKデータベース」 より