中世城郭の縄張と空間 : 土の城が語るもの

書誌事項

中世城郭の縄張と空間 : 土の城が語るもの

松岡進著

(城を極める)

吉川弘文館, 2015.3

タイトル読み

チュウセイ ジョウカク ノ ナワバリ ト クウカン : ツチ ノ シロ ガ カタル モノ

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内容説明・目次

内容説明

日本全国に広く分布する。建物はおろか石垣も水堀もない中世の“土の城”。永年の縄張研究の成果を原点から見つめなおし、それらが形成する地域の特徴をとらえ、軍事的・社会的段階の変化、近世への道のりをたどる。

目次

  • 1 山形県最上地域へ(志茂の手館;空間その1—最上盆地;空間その2—最上地域)
  • 2 宮城県伊具地域へ(冥護山館・陣林館;遠倉館・前田館—「村の城」;空間—伊具地域 ほか)
  • 3 岡山県総社地域へ(経山城;幸山城・福山城;空間その1—備中国府域;空間その2—総社地域)
  • 4 広島県三次地域へ(南山城・鳶巣山城—「土塁囲みの小郭」;ハチガ檀城;空間—三次地域)
  • 5 埼玉県比企地域へ(杉山城;陣の遺構をさぐる;織豊系「陣城」とは似ているか;空間—比企地域)
  • 6 空間と時間(大名と地域;技術体系;火点の構成技法;「比企型虎口」のゆくえ;平井金山城の意味するもの)

「BOOKデータベース」 より

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