原子力規制委員会の孤独 : 原発再稼働の真相
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書誌事項
原子力規制委員会の孤独 : 原発再稼働の真相
(エネルギーフォーラム新書, 031)
エネルギーフォーラム, 2015.3
- タイトル読み
-
ゲンシリョク キセイ イインカイ ノ コドク : ゲンパツ サイカドウ ノ シンソウ
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内容説明・目次
内容説明
未曽有の福島第一原発事故から約4年、原発が遂に再稼働する。その帰趨を握ったのが、原子力規制委員会だ。「世界最高水準」と誇る原発の新規制基準とは何か、遅れている審査の実態は。そして、本当に原発は安全になったのか。発足以来、密着取材を続けている記者が真相に迫った。本書は、規制委を通した日本の原発ルポルタージュである。
目次
- 第1章 原子力規制委員会とは(「独立性」と「透明性」が旗印;大幅に遅れた設立;福島に思い寄せる委員長 ほか)
- 第2章 「世界最高水準」の新規制基準(8カ月で作り上げた新基準;「安全」にゴールなし;広がる活断層の定義 ほか)
- 第3章 審査が遅れている理由(審査開始日の喧騒;審査員は100人程度;恭順姿勢見せた「川内」 ほか)
- 第4章 批判相次ぐ活断層調査(なぜ6原発だけか;原子炉直下にあれば廃炉へ;激しい対立「敦賀」 ほか)
- 第5章 福島第一原発事故の監視と原因究明(安倍首相の五輪誘致演説;「レベル3の衝撃;凍土壁への懸念 ほか)’
- 第6章 原子力防災と規制委(防災範囲を30キロメートル圏に拡大;福島の教訓をどう生かすか;ヨウ素剤の配布基準 ほか)
「BOOKデータベース」 より