テキヤと社会主義 : 1920年代の寅さんたち

書誌事項

テキヤと社会主義 : 1920年代の寅さんたち

猪野健治著

筑摩書房, 2015.2

タイトル別名

テキヤと社会主義 : 1920年代の寅さんたち

タイトル読み

テキヤ ト シャカイ シュギ : 1920ネンダイ ノ トラサン タチ

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注記

「トスキナア」創刊号から20号に連載 (ただし4号, 17号は休載) されたものを、単行本化にあたり大幅に改稿したもの

参考文献: 巻末

内容説明・目次

内容説明

縁日や祭りを追って、旅から旅へ。行く先々で反軍・反戦を訴え、娼妓の解放を唱えたテキヤたち。厳しい弾圧にさらされながらも、ときに特高警察を煙に巻き、また遊郭の用心棒と激しく衝突し、血みどろの活動を繰り広げた。何が彼らを駆り立てたのか?底辺に生きた者たちの生々しい戦いの軌跡を探り出す。1920年代の無名の寅さんたちの義理と人情と相互扶助のこころが、格差と貧困が進行する現在を逆照射する!

目次

  • 第1部 テキヤの社会主義運動(香具師社会の深層;和田信義と添田知道;運動と弾圧;てきやの廃娼運動と演歌師;関東大震災と露店ラッシュ;てきや社会の再編)
  • 第2部 アナキスト香具師とギロチン社(高嶋三治の実像;大杉栄虐殺とギロチン社;東海の顔役)
  • エピローグ(てきや社会の特殊性;戦後のてきや社会;てきや社会の行方)

「BOOKデータベース」 より

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