資本主義の克服 : 「共有論」で社会を変える

Bibliographic Information

資本主義の克服 : 「共有論」で社会を変える

金子勝著

(集英社新書, 0777A)

集英社, 2015.3

Other Title

資本主義の克服 : 共有論で社会を変える

Title Transcription

シホン シュギ ノ コクフク : キョウユウロン デ シャカイ オ カエル

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Description and Table of Contents

Description

資本主義の歴史を俯瞰し、著者はその歩みを、国民国家の膨張とその衝突と捉える。その中で、戦争や大恐慌などの歴史的転換期に起きる「非線形変化」と、経済循環による「波動」をつかむことで、危機的状況にある資本主義の病理を浮き彫りにする。税制や社会保障制度などの新たな枠組みは、今日のような歴史的転換期に更新されていく。そこに、これらの制度やルールの空白が生じ、「独占」が生まれる。「独占」に抗し、「失われた30年」とも言われる閉塞状況を打破するには、社会を変えていく原理として、制度やルールの「共有」が有効となる。個人の自由と平等を保障しつつ、新しい産業構造への転換を促す道を提示する。

Table of Contents

  • 序章 ワンフレーズ化された経済政策
  • 第1章 共有論のパースペクティブ
  • 第2章 グローバリズムの歴史的意味
  • 第3章 グローバリズムは何を強要するのか
  • 第4章 資本主義はどう変化してきたか
  • 第5章 社会保障制度における「自由と平等」
  • 第6章 波動から資本主義を見る
  • 第7章 新しい独占をめぐる対抗
  • 第8章 地域民主主義の可能性

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Details

  • NCID
    BB1827454X
  • ISBN
    • 9784087207774
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    204p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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