素描 : 埴谷雄高を語る
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素描 : 埴谷雄高を語る
(講談社文芸文庫, [はJ7])
講談社, 2015.3
- タイトル読み
-
ソビョウ : ハニヤ ユタカ オ カタル
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注記
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
二十世紀を代表する小説家であり、思想家、批評家でもある埴谷雄高(一九〇九〜九七)は、その哲学的、観念的作風から、しばしば「難解な作家」と評される。だが周囲の目に映るその姿は多面的で、人間味の溢れる実務家でもあった。屋根裏の哲学者、闇の住人、しゃべる人、聴く人、寛容の人…文学と哲学、個人と宇宙を繋いだ知の巨人を、同時代を生きた友、敬慕する後輩が生き生きと綴る。
目次
- 1(『死霊』成立の外的条件(荒正人);熱を抜いて見る人(本多秋五);復元能力について(平野謙) ほか)
- 2(「あさって会」の頃(中村真一郎);埴谷さんの教え(杉浦明平);精神的な父のような(高橋たか子) ほか)
- 3(影法師が踊る(大庭みな子);九五年八月二日夜(中薗英助);埴谷さんのこと(中野孝次) ほか)
「BOOKデータベース」 より