自分で考える勇気 : カント哲学入門

書誌事項

自分で考える勇気 : カント哲学入門

御子柴善之著

(岩波ジュニア新書, 798)

岩波書店, 2015.3

タイトル読み

ジブン デ カンガエル ユウキ : カント テツガク ニュウモン

注記

カント年譜: 巻末p1-3

内容説明・目次

内容説明

人は誰しも幸福になりたい。では、幸福に値するように「善く生きる」とはどのような生き方だろうか。カントはこうした問題を考え続け、人間社会に「最高善」という理想を掲げる可能性を見出そうとした。『純粋理性批判』『永遠平和のために』など、彼の主要著作を一緒に読み、自分で考える勇気をもった大人への一歩を踏み出そう。

目次

  • 1章 港町・ケーニヒスベルクの哲人
  • 2章 「自由」なくして善悪なし—『純粋理性批判』を読む(“いちばん善いこと”よりもっと善いこと;その“善いこと”は誰にとっても善いはずだ。しかし… ほか)
  • 3章 “善く生きる”って難しい?—『実践理性批判』を読む(善と悪を分けるもの;意志への問い ほか)
  • 4章 自然の世界で自由に生きる?—『判断力批判』を読む(個物との出会い;判断するということ ほか)
  • 5章 最高善をめざす私たち—『永遠平和のために』を中心に一七九〇年代のカントを読む(人間には悪が巣くっている!;権利の領域を確立せよ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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