天然資源をめぐる政治と暴力 : 現代インドネシアの地方政治
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書誌事項
天然資源をめぐる政治と暴力 : 現代インドネシアの地方政治
(地域研究叢書, 29)
京都大学学術出版会, 2015.3
- タイトル別名
-
スハルト体制崩壊後のインドネシア地方政治 : 西・中部・東カリマンタンの利権を握るのはどういった人たちか
- タイトル読み
-
テンネン シゲン オ メグル セイジ ト ボウリョク : ゲンダイ インドネシア ノ チホウ セイジ
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注記
博士論文『スハルト体制崩壊後のインドネシア地方政治 : 西・中部・東カリマンタンの利権を握るのはどういった人たちか』 (京都大学, 2006年度) を大幅に加筆修正したもの
参照資料・引用文献一覧: p215-229
索引: p231-234
内容説明・目次
内容説明
天然資源を誰が管理するのか—権威的支配が崩壊し、社会的亀裂を抑えてきた圧力が解かれた今、インドネシアは、新たな不安定要因を抱えている。しかし、対立が暴力に及ぶ地域もあれば、そうでない地域もある。インドネシアの中でも最も資源豊かでかつ多民族・多宗教社会であるカリマンタンを舞台に、暴力政治を回避する途を探る。
目次
- 序章 資源国における天然資源と暴力
- 第1章 暴力・天然資源・地方政治
- 第2章 カリマンタンの民族紛争
- 第3章 スハルト時代における権力と資源の分配
- 第4章 民主化・地方分権化後の地方首長の変化
- 第5章 東カリマンタン州の地方政治・経済構造—中央政治に翻弄される州政治エリートたち
- 第6章 中カリマンタン州の地方政治・経済構造—地元実業家の政治的台頭
- 第7章 西カリマンタン州の地方政治・経済構造—群雄割拠する中小規模の地方有力者たち
- 終章 資源産出地域における政治と暴力
「BOOKデータベース」 より