生類供養と日本人
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生類供養と日本人
弦書房, 2015.2
- タイトル読み
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ショウルイ クヨウ ト ニホンジン
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注記
主要参考文献: p236-238
内容説明・目次
内容説明
なぜ、日本人は生きもの(生類)を供養するのか。生類の命をいただいて生きる、その罪悪感を解消するための慣習=供養。ウシ・ウマ・クジラをはじめウミガメ・カニ・イナムシ・カイコなどの供養塔が示す、生きものと人との歴史を巧みに読み解いた画期的な書。
目次
- 第1章 海の生類供養(ウミガメ—萬寿瑞亀之墓;クジラ—大鯨魚寶塔;サカナ・カイ・カニ—魚鱗供養塔・貝之供養塔・かに供養地蔵)
- 第2章 山の生類供養(イノシシ—白鹿権現;クマ—熊乃権元)
- 第3章 里の生類供養(イナムシ—螽蝗衆蟲供養塔;カイコ—蚕霊供養塔;ツル—鶴之墓;ウシ—牛馬安全供養塔;ウマ—忠馬友丸之墓)
- 第4章 伝説の生類墓(イヌ—犬頭太郎の墓;シカ—鹿墓)
- 第5章 日本人と動物と生類供養(日本人と動物のかかわり;なぜ日本人は、「生類」を「供養」するのか;「生類供養」からみえてくるもの)
「BOOKデータベース」 より