焚火の終わり
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焚火の終わり
(文春文庫, [み3-26],
文藝春秋, 2015.3
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- タイトル読み
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タキビ ノ オワリ
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注記
集英社刊(1997年10月)の単行本,一次文庫集英社刊(2000年11月)
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784167903145
内容説明
妻を喪った三十四歳の茂樹には、美花という異母妹がいる。島根の岬の家で育ててくれた祖母が逝き、美花は出生への疑念を口にした。茂樹の母が書き遺した“許すという刑罰”の言葉は?家族写真で幼い美花を抱いた男の顔は、なぜくり抜かれたのか?二人の想いはやがて、岬の家を訪れて共に楽しんだ焚火のように燃え上がる。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784167903152
内容説明
北海道のキャンプの夜、兄妹はついに結ばれた。その仲間もさまざまな愛に苦しんでいた。「共同体が崩れるとき、その原因は、たいてい男と女のことや」—岬の家もあるいは小さな共同体だったのか。海外赴任を前に茂樹は会社を辞し、美花と岬の家で生きる決意をする。詮索は終わりにしようと思った二人だったが…。
「BOOKデータベース」 より