イスラムの読み方 : その行動原理を探る
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書誌事項
イスラムの読み方 : その行動原理を探る
(祥伝社新書, 408)
祥伝社, 2015.3
- タイトル別名
-
イスラムの発想 : アラブ産油国のホンネがわかる本
- タイトル読み
-
イスラム ノ ヨミカタ : ソノ コウドウ ゲンリ オ サグル
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注記
『イスラムの発想 : アラブ産油国のホンネがわかる本』(徳間書店, 1979年刊) を再編集・改題した『イスラムの読み方』(2005年刊) を改訂したもの
内容説明・目次
内容説明
なぜ、イスラム世界は近代化が進まないのか?なぜ、民主主義が根付かないのか?なぜ、テロが止まらないのか?…イスラム世界を語らせれば右に出る者のいない碩学と、中東情勢に精通した外交評論家が、縦横無尽に語り尽くした名著が復刊!イスラム教の成り立ちから、その精神構造、行動原理にいたるまでを、明快に読み解きます。一読、日本人は彼らとどうやって付き合っていけばいいのかがわかる、好著!
目次
- 序章 イラスムを理解するための基礎知識—日本人には理解できない宗教法体制とは何か(イスラム世界を、どう区分けして考えるか;イラン革命の不思議 ほか)
- 第1章 マホメットとコーラン—イスラム教の成立と爆発的勢力伸長の謎(商人でもあったマホメットの特異性;コーランと新約聖書の違いとは ほか)
- 第2章 「宗教」が「国家」に優先する世界—イスラム社会に民主主義が根付かない理由(はたしてイスラムは「砂漠の宗教」か;サウド家の私有財産としてのサウジアラビア ほか)
- 第3章 イスラムの近代化は可能か—前途を暗示するレバノン、イランの失敗(イスラム教の聖典は宗教というより憲法;宗教国家が近代化をはかる矛盾 ほか)
- 第4章 イスラエル問題とアラブ人—うかがい知れぬ双方のホンネとタテマエ(荒涼たる地だったパレスチナへの、ユダヤ人の入植;あまりにも原理原則に走りすぎたシオニストたち ほか)
- 第5章 イラスム世界と日本—まったく異質の社会と、いかに付き合うべきか(「アジアは一つ」という大いなる誤解;百欲しいときに二百を要求する国際社会 ほか)
- 第6章 イスラム原理主義の台頭と、その行方—なぜ今になって、流れが変わったのか(テロの原因は、イラク戦争ではなかった;イスラム教の成立と、キリスト教との違い ほか)
「BOOKデータベース」 より