トヨタの新興国車IMV : そのイノベーション戦略と組織

書誌事項

トヨタの新興国車IMV : そのイノベーション戦略と組織

野村俊郎著

文眞堂, 2015.2

タイトル別名

Innovative international multipurpose vehicle

トヨタの新興国車IMV

タイトル読み

トヨタ ノ シンコウコクシャ IMV : ソノ イノベーション センリャク ト ソシキ

電子リソースにアクセスする 全1
注記

参考文献: p188-192

その他の書名(欧文)はブックジャケットより

内容説明・目次

内容説明

年間販売100万台を超え、カローラと並ぶ最量販車であるトヨタの新興国車IMV。販売でも利益でも、新興国で大きな成功を収めている。その成功要因は、製品開発、製造、調達など多岐に渡るイノベーションにある。製品開発組織Zの現場から新興11カ国12工場の現場まで、さまざまな現場の人々をインタビューし、驚くべき正確さでそのイノベーションの全貌に迫る。

目次

  • IMVという車
  • 第1篇 IMVにみるトヨタの新興国車開発—開発ルーチンの保持と変異(開発の概要;トヨタの開発ルーチンと新興国車IMVの開発ルーチン—設計情報の創造に関するルーチンの保持と変異;第2トヨタは破壊的イノベーションの担い手たりえるか?—この組織分化は開発組織の進化か?)
  • 第2篇 IMVにみるトヨタの新興国車製造—製造組織のルーチンの保持と進化(製造の論点と概要;グローバル供給態勢(新興国における企業内世界分業)の変化;製造拠点の概要;多車種多仕様混流生産の問題と解決—製造ルーチンの横展と変異)
  • 第3篇 IMVに見るトヨタの新興国での部品調達—アジアでの系列調達の進化(深層現調化)、南ア、南米での非系列調達の拡大、調達ルーチンの進化(「外注部品の設計承認」と「原価設定・改定(準レントの分配)」のルーチン—IMVにおける調達ルーチンの保持;アジアにおける系列取引と深層現調化—アジアにおけるTMCの調達ルーチンの保持とTierlの調達ルーチンの変異;南ア、南米では系列外との取引—南ア、南米におけるTMC現法の調達ルーチンの変異;TMC現法におけるJSP、MSP、LSPの購買管理—内示(予測)と確定のタイミングと、内示(予測)の精度)
  • トヨタは無消費との対抗でもジレンマを超えられるか?—本書の結論とインプリケーション

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
ページトップへ