相良藩
著者
書誌事項
相良藩
(シリーズ藩物語)
現代書館, 2015.4
- タイトル別名
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相良藩 : 宝永七年本多氏が立藩。板倉氏の支配の後、前後期の田沼氏の自由な文化政策で栄えた湊町。
- タイトル読み
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サガラハン
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注記
参考文献: p205-206
内容説明・目次
内容説明
家康と縁ある相良は牧之原市。相良の殿様は田沼意次が筆頭。意次は栄進中に築城、失脚直後に城は破却された。検証なきまま着せられた悪名。本書は、意次の真の姿に迫り、相良の来し方を細部まで綴る。
目次
- 第1章 相良藩成立とその前史—江戸時代中期に大名領となり陣屋が建てられ、田沼時代に城下町が完成する以前。(応仁の乱から相良藩立藩まで;相良氏の肥後国下向とその後の管理者;相良藩立藩(田沼家入封以前))
- 第2章 相良藩の前期田沼時代—本格的な城下町作りが行われ、相良湊も江戸、大坂と結び、近隣の物産を搬出した。(田沼意次の出自と昇進;幕府と田沼意次の経済政策;蝦夷地開拓を含めた海防政策;相良での田沼意次の実績;田沼意次悪評の根拠を疑う;相良城の接収と破壊)
- 第3章 城が消えた城下町—完成した城も八年後には破却されて、領地は幕府領、一橋領となる。(幕府領後は一橋領に;巡見役人とのひと騒動;名代官小島蕉園の着任;異国船の漂着への対処)
- 第4章 後期田沼氏の時代から維新まで—疲弊した藩財政の中、天狗党追討軍の総督して奮戦する。(下村藩を立藩;田沼氏の相良への再入封;田沼意尊と水戸天狗党の乱;小久保藩と相良)
「BOOKデータベース」 より