書誌事項

21世紀ラテンアメリカの挑戦 : ネオリベラリズムによる亀裂を超えて

村上勇介編

(地域研究のフロンティア, 5)

京都大学学術出版会, 2015.3

タイトル別名

21世紀ラテンアメリカの挑戦 : ネオリベラリズムによる亀裂を超えて

タイトル読み

21セイキ ラテン アメリカ ノ チョウセン : ネオリベラリズム ニヨル キレツ オ コエテ

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注記

内容: 序章「ネオリベラリズム後のラテンアメリカ」, 第I部「紛争や格差に向き合う民主主義」(第1章「運動と統治のジレンマを乗り越える」-第3章「ポストネオリベラリズム期ペルーの社会紛争と政治の小党分裂化」), 第II部「政党政治の安定化と課題」(第4章「ブラジルにおける争点政治による政党政治の安定化と非エリート層の台頭」-第6章「チリにおける政党システムの硬直化と政治不信」)

標題紙に「CIAS」とあり

参考文献: p169-179

収録内容

  • 序章: ネオリベラリズム後のラテンアメリカ / 村上勇介 [執筆]
  • 第1章: 運動と統治のジレンマを乗り越える / 新木秀和 [執筆]
  • 第2章: コロンビアにおける和平プロセスの政治性 / 千代勇一 [執筆]
  • 第3章: ポストネオリベラリズム期ペルーの社会紛争と政治の小党分裂化 / 村上勇介 [執筆]
  • 第4章: ブラジルにおける争点政治による政党政治の安定化と非エリート層の台頭 / 住田育法, 村上勇介 [執筆]
  • 第5章: ネオリベラリズムと周辺国型社民主義 / 内田みどり [執筆]
  • 第6章: チリにおける政党システムの硬直化と政治不信 / 浦部浩之 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

米国の強い主導の下、超インフレ経済を権威主義的政治と新自由主義を導入して乗り切った南米の国々。しかしマクロ経済レベルの安定と発展は可能となったものの、格差拡大と社会の不安定化に悩む国も多い。しかし、奇跡の政治的安定を達したブラジルのような国もある。20世紀の政治経済史に遡って、今日の複雑な南米事情を解説する。

目次

  • ネオリベラリズム後のラテンアメリカ
  • 第1部 紛争や格差に向き合う民主主義(運動と統治のジレンマを乗り越える—エクアドルのパチャクティック運動と祖国同盟の展開過程を手がかりに;コロンビアにおける和平プロセスの政治性—国内紛争の展開から見た新自由主義改革による政治の不安定化;ポストネオリベラリズム期ペルーの社会紛争と政治の小党分裂化)
  • 第2部 政党政治の安定化と課題(ブラジルにおける争点政治による政党政治の安定化と非エリート層の台頭;ネオリベラリズムと周辺国型社民主義—ウルグアイのケース;チリにおける政党システムの硬直化と政治不信—「二名制」選挙制度がもたらす「駆け引き政治」の落とし穴)

「BOOKデータベース」 より

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