渋沢敬三と竜門社 : 「伝記資料編纂所」と「博物館準備室」の日々

著者

    • 大谷, 明史 オオタニ, アキノブ

書誌事項

渋沢敬三と竜門社 : 「伝記資料編纂所」と「博物館準備室」の日々

大谷明史著

勉誠出版, 2015.3

タイトル別名

渋沢敬三と竜門社 : 伝記資料編纂所と博物館準備室の日々

澁澤敬三 : 記念事業

タイトル読み

シブサワ ケイゾウ ト リュウモンシャ : デンキ シリョウ ヘンサンジョ ト ハクブツカン ジュンビシツ ノ ヒビ

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注記

略年表: p254-260

引用・参考文献一覧: p263-267

内容説明・目次

内容説明

個人資料集としては世界有数の存在である『渋沢栄一伝記事料』全68巻は、渋沢敬三の「必要とする人に自由に使ってもらう」という発意と財政的支援によって編纂が進められた。また敬三は、渋沢栄一の事績を歴史の文脈に置くため、経済・産業が発展する経過を物語る実業史博物館を構想し、その創設を図っていた。これらの事業は、「竜門社」(現・渋沢栄一記念財団)を通じて行われた。当事者の日記や竜門社の諸資料を精査、アーカイブズ構築、文化資源化、社史・実業史研究の知見に満ちた渋沢敬三の人間像を浮き彫りにする。

目次

  • 第1章 渋沢栄一永眠と竜門社(晩年の渋沢栄一と敬三(1909〜1930年);栄一永眠(1931年) ほか)
  • 第2章 第2次伝記資料編纂と日本実業史博物館計画(1)(第2次伝記資料編纂の開始(1936〜1937年度);日本実業史博物館建設計画(1937〜1938年度) ほか)
  • 第3章 第2次伝記資料編纂と日本実業史博物館計画(2)(博物館準備室と竜門社運営(1940〜1941年度);「伝記資料」全体構成の確定(1940〜1941年度) ほか)
  • 第4章 第2次伝記資料編纂と日本実業史博物館計画(3)(博物館開館準備と断念(1943〜1944年度);伝記資料刊行開始と中断(1943〜1944年度) ほか)
  • 第5章 昭和戦前期竜門社運営と渋沢敬三(敬三における伝記資料編纂と実業史博物館計画の意味;昭和戦前期竜門社における敬三の意義)
  • 参考資料

「BOOKデータベース」 より

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