司祭平服 (スータン) と癩菌 : 岩下壮一の生涯と救癩思想

書誌事項

司祭平服 (スータン) と癩菌 : 岩下壮一の生涯と救癩思想

輪倉一広著

吉田書店, 2015.3

タイトル別名

司祭平服と癩菌 : 岩下壮一の生涯と救癩思想

タイトル読み

スータン ト ライキン : イワシタ ソウイチ ノ ショウガイ ト キュウライ シソウ

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注記

岩下壮一の肖像あり

参考文献一覧: p377-398

岩下壮一関係略年譜: p399-402

内容説明・目次

内容説明

ハンセン病患者に寄り添いつづけた、カトリック司祭・キリスト教思想史家の実践と思想を丹念に追う労作。

目次

  • 第1部 岩下壮一の生涯と思想形成(「自分の務めを完全に全うしさえすれば、それでいい」—出生から欧州での司祭叙階まで;「哲学することが何の役に立とう」—欧州からの帰朝以後、救癩活動の中頃まで;「呻吟こそがもっとも深い哲学を要求するさけび」—救癩活動の中頃から晩年にかけて)
  • 第2部 岩下壮一の救癩思想(岩下壮一の救癩思想を検討するうえでの視座と前提;戦前におけるわが国の癩対策の変遷とカトリック救癩事業の意義;岩下壮一による事業改革の実際と思想;岩下壮一における権威性と民衆性;岩下壮一の実践思想—指導性とその限界;岩下壮一における患者観の形成;岩下研究と救癩史研究の思想史的「総合」—救癩思想史試論)

「BOOKデータベース」 より

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