フルボディバーデン : ロッキーフラッツの風下に育って

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フルボディバーデン : ロッキーフラッツの風下に育って

クリステン・アイバーセン著 ; 新田準訳

凱風社, 2015.2

タイトル別名

Full body burden : growing up in the nuclear shadow of Rocky Flats

タイトル読み

フル ボディ バーデン : ロッキー フラッツ ノ カザシモ ニ ソダッテ

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内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784773639025

内容説明

においもなく、味もせず、姿の見えない無敵の悪霊が毒を振りまき、コミュニティの破壊と分断をもたらしつつあった。何かおかしいことが起きているのでは…。風下で暮らす住民や動物にさまざまな異変が…。真実と正義を求めて人々が立ち上がる。風光明媚なコロラド州で起きた核汚染。この物語は私たちの明日の姿に重なる。

目次

  • 第1章 母の日—一九六三年(わが家の火事;秘密工場;おいしい果実 ほか)
  • 第2章 ドラム缶とウサギ—一九六九年(汚染されたウサギ;わが家のペット;ブラインドデート ほか)
  • 第3章 尼僧と海賊—一九七四年(栗毛のサッシー;チャーチ裁判;変わってゆくアーバダ ほか)
巻冊次

下 ISBN 9784773639032

内容説明

不服従抗議運動と住民訴訟の審理の中で放射能による環境汚染の全容が明らかにされていくが、企業と政府の裏取引で真相は闇に葬られる。人々の記憶も風化する。責任を追うべきは誰か、どんな犯罪が行われたのかを著者は追及し、将来も核兵器と原子力エネルギーに頼り続けるのかを読者に問う—3・11を経験した私たちの決断も問われている。

目次

  • 第4章 「砂漠の光」作戦—一九七九年(埋葬;強まる圧力 ほか)
  • 第5章 強制捜査と制御不能の陪審員—一九八九年(ドイツに移住;強制捜査 ほか)
  • 第6章 絶景の裏側の真実—一九九〇年(「環境技術」の装い;見舞い ほか)
  • 第7章 ふたたび火災—一九九一〜一九九六年(消防隊長;お金のため ほか)
  • 第8章 地下に横たわるもの—一九九六〜二〇一一年(沈黙と忘却;インフィニティルーム ほか)

「BOOKデータベース」 より

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