「時」と「鏡」超越的覆蔵性の哲学 : 道元・西田・大拙・ハイデガーの思索をめぐって

書誌事項

「時」と「鏡」超越的覆蔵性の哲学 : 道元・西田・大拙・ハイデガーの思索をめぐって

井上克人著

(關西大學東西學術研究所研究叢刊, 50)

関西大学出版部, 2015.3

タイトル別名

時と鏡超越的覆蔵性の哲学 : 道元西田大拙ハイデガーの思索をめぐって

タイトル読み

「トキ」ト「カガミ」チョウエツテキ フクゾウセイ ノ テツガク : ドウゲン・ニシダ・ダイセツ・ハイデガー ノ シサク オ メグッテ

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注記

発行者: 関西大学東西学術研究所

文献あり

内容説明・目次

内容説明

道元禅にみる存在論、西田幾多郎の“絶対無”と“逆対応”の論理、鈴木大拙が説く“即非”の論理、そしてハイデガーの“有”と“時”をめぐる思索それぞれに通底するものを探り、それを「超越的覆蔵性」という著者独自の視点から読み解いた哲学的洞察の書。

目次

  • 第1篇 “時”と“鏡”、そして“イコン”—(“時”と“鏡”—道元・西田・ハイデガーの思索をめぐって;縁起と性起—華厳教学の比較思想論的究明;明治期アカデミー哲学の系譜とハイデガーに於ける形而上学の問題—如来蔵思想とユダヤ・ヘブライ的思惟の収斂点;永遠とイマージュ—直接性と媒介性)
  • 第2篇 西田哲学の論理的基盤(『善の研究』という書物—著者・西田幾多郎の位相;純粋経験の論理—“統一的或者”が意味するもの;形なきものの形、声なきものの声;西田哲学に於ける「実在」の論理;西田哲学に見る禅仏教の特質;西田哲学の論理的基盤—“体・用”論の視座から)
  • 第3篇 禅の思想(経験と超越—禅に於ける“覚”とその既在的直接性について;鈴木大拙の禅思想に寄せて—般若即非の真如観から見えてくるもの;純粋禅を索めて—花園上皇と宗峰妙超;八角の磨盤、空裏を走る—大燈国師と玄慧法印)

「BOOKデータベース」 より

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