「呪術」の呪縛
著者
書誌事項
「呪術」の呪縛
(宗教史学論叢, 19,
リトン, 2015.3-2017.2
- 上巻
- 下巻
- タイトル別名
-
呪術の呪縛
The spell of "Magic"
- タイトル読み
-
ジュジュツ ノ ジュバク
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注記
内容: 上巻: はしがき(江川純一, 久保田浩), 「呪術」概念再考に向けて, 第一部: 呪術概念の系譜(「アメリカ宗教学における「呪術」概念」-「呪術研究における普遍主義と相対主義、そして合理性」), 第二部: 事例研究 : アジア(「スリランカの呪術とその解釈」-「近代朝鮮における「宗教」ならざるもの」), 第三部: 事例研究 : 日本(「熊沢蕃山の鬼神論と礼楽論」-「サブカルチャーの魔術師たち」), 編者・執筆者紹介
内容: 下巻: 第一部: 呪術概念の再検討(「「呪術」の魅力」-「「magia」とは何か」), 第二部: 事例研究 : 古代~中世(「メソポタミアにおける「祈祷呪術」と誓約」-「古代ローマにおける凱旋の儀式」), 第三部: 事例研究 : 近現代(「近代ドイツ・オカルティズムの「学問」における「魔術」」-「呪術としてのキリスト教受容」), 編者あとがき(江川純一, 久保田浩), 編者・執筆者紹介, 英文目次
参考文献あり
その他のタイトルは下巻巻末英文目次による
収録内容
- 上巻: 「呪術」概念再考に向けて : 文化史・宗教史叙述のための一試論 / 江川純一, 久保田浩 [執筆]
- アメリカ宗教学における「呪術」概念 / 藤原聖子 [執筆]
- イギリスとフランスにおける呪術研究 / 竹沢尚一郎 [執筆]
- ウェーバーのいう「エントツァウベルンク」とは何か / 横田理博 [執筆]
- 初期の日本宗教学における呪術概念の検討 / 高橋原 [執筆]
- 呪術研究における普遍主義と相対主義、そして合理性 : 分析哲学と認知宗教学から / 谷内悠 [執筆]
- スリランカの呪術とその解釈 : シーニガマのデウォルを中心に / 鈴木正崇 [執筆]
- プロテスタント宣教師の見た「呪術」と現地社会 : ヨハネス・ワルネック著『福音の生命力』をめぐって / 木村敏明 [執筆]
- 中国における呪術に関する若干の考察 : 呪術 (magic) という語の呪術的性格 / 池澤優 [執筆]
- 近代朝鮮における「宗教」ならざるもの : 啓蒙と統治との関係を中心に / 川瀬貴也 [執筆]
- 熊沢蕃山の鬼神論と礼楽論 / 井関大介 [執筆]
- 魔術は催眠術にあらず : 近藤嘉三『魔術と催眠術』の言説戦略 / 一柳廣孝 [執筆]
- 科学と呪術のあいだ : 雪男学術探検隊、林寿郎がみた雪男 / 宮坂清 [執筆]
- 「魔法少女」の願い / 今井信治 [執筆]
- サブカルチャーの魔術師たち : 宗教学的知識の消費と共有 / 堀江宗正 [執筆]
- 下巻: 「呪術」の魅力 : 「永遠のオルタナティブ」の来歴と可能性についての試論 / 鶴岡賀雄 [執筆]
- 社会学年報学派の呪術論素描 / 山崎亮 [執筆]
- 「magia (マジーア)」とは何か : デ・マルティーノと、呪術の認識論 / 江川純一 [執筆]
- メソポタミアにおける「祈祷呪術」と誓約 : 「宗教」と「呪術」と「法」 / 渡辺和子 [執筆]
- その声はどこから来るのか : 腹話術の魔術性についての考察 / 高井啓介 [執筆]
- カバラーにおける神名の技法と魔術の境界 / 山本伸一 [執筆]
- ゾロアスター教神官マゴスの呪術師イメージ : バビロニア文化の影響と呪術師イメージの由来 / 青木健 [執筆]
- 古代ローマにおける凱旋の儀式 : トリウンプスに関する最近の研究動向を中心に / 毛利晶 [執筆]
- 近代ドイツ・オカルティズムの「学問」における「魔術」 / 野口孝之 [執筆]
- 「呪術ではない」祭儀 : 「秘儀」としての聖体拝領 / 寺戸淳子 [執筆]
- 19世紀合衆国における回心と「呪術」 : チャールズ・G・フィニーの新手法擁護論とその批判を中心として / 佐藤清子 [執筆]
- 近代ドイツにおける「奇術=魔術」 : 奇術とスピリチュアリズムの関係に見る「秘められてあるもの」の意味論 / 久保田浩 [執筆]
- ロシアにおける呪術概念の検討 / 井上まどか [執筆]
- 呪術としてのキリスト教受容 : ミクロネシア・ポンペイ島を中心に / 西村明 [執筆]
内容説明・目次
目次
- 第1部 呪術概念の再検討(「呪術」の魅力—「永遠のオルタナティブ」の来歴と可能性についての試論;社会学年報学派の呪術論素描;「magia」とは何か—デ・マルティーノと、呪術の認識論)
- 第2部 事例研究:古代〜中世(メソポタミアにおける「祈祷呪術」と誓約—「宗教」と「呪術」と「法」;その声はどこから来るのか—腹話術の魔術性についての考察;カバラーにおける神名の技法と魔術の境界;ゾロアスター教神官マゴスの呪術師イメージ—バビロニア文化の影響と呪術師イメージの由来;古代ローマにおける凱旋の儀式—トリウンプスに関する最近の研究動向を中心に)
- 第3部 事例研究:近現代(近代ドイツ・オカルティズムの「学問」における「魔術」;「呪術ではない」祭儀—「秘義」としての聖体拝領;19世紀合衆国における回心と「呪術」—チャールズ・G・フィニーの新手法擁護論とその批判を中心として;近代ドイツにおける「奇術=魔術」—奇術とスピリチュアリズムの関係に見る“秘められてあるもの”の意味論;ロシアにおける呪術概念の検討;呪術としてのキリスト教受容—ミクロネシア・ポンペイ島を中心に)
「BOOKデータベース」 より