市民K、教会を出る : 韓国プロテスタントの成功と失敗、その欲望の社会学
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市民K、教会を出る : 韓国プロテスタントの成功と失敗、その欲望の社会学
新教出版社, 2015.2
- Other Title
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시민 K, 교회를 나가다 : 한국 개신교의 성공과 실패 그 욕망의 사회학
市民K教会を出る : 韓国プロテスタントの成功と失敗その欲望の社会学
- Title Transcription
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シミン K、 キョウカイ オ デル : カンコク プロテスタント ノ セイコウ ト シッパイ、 ソノ ヨクボウ ノ シャカイガク
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Description and Table of Contents
Description
プロテスタントこそが韓国の近代化プロセスを共に生きた宗教、いやむしろ韓国の近代形成に決定的に寄与した宗教だ。いわばプロテスタントは「孤児たちの宗教」だった。こうしてプロテスタントは韓国近代の自発的「孤児たち」と苦楽を共にした。けれどもそれは残念ながら、「孤児たち」の自己確認を超え、さらに自己超越の体験へと導く省察の宗教ではありえなかった。韓国キリスト教の今。真摯な歴史的検証。話題騒然となった自己省察の書。
Table of Contents
- 神の退陣、神々の帰還
- 第1部 市民K、教会に行く—韓国プロテスタントの昨日(アメリカの霊としておいでになったんですね—韓国プロテスタントのアメリカ主義;羞恥心と復讐—神社参拝から反共主義へ;生産的憎悪—治癒と帰福、成長主義の発明 ほか)
- 第2部 市民K、教会を離れる—韓国プロテスタントの今日(市民の登場と神の追放—市民K、教会を離れる;信頼を失った「言葉の宗教」—韓国教会の説教の実態;教会売買スキャンダル—教会成長至上主義の裏面 ほか)
- 第3部 市民K、小さな教会と出会う—韓国プロテスタントの明日(小さな教会の誕生—小さなものたちの反乱、希望の前兆;再び民衆の中に神と出会う—他者性の神学と信仰運動;キリスト教右派と新貴族主義 ほか)
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