20世紀とは何だったのか : 西洋の没落とグローバリズム

書誌事項

20世紀とは何だったのか : 西洋の没落とグローバリズム

佐伯啓思著

(PHP文庫)

PHP研究所, 2015.3

タイトル読み

20セイキ トワ ナンダッタノカ : セイヨウ ノ ボツラク ト グローバリズム

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注記

おもな参考文献: p350-351

内容説明・目次

内容説明

西洋近代主義が「ニヒリズム」へと行き着き、それが今や世界を覆いつつある—本書は京都大学における「現代文明総論」講義をまとめたもの。現代の先進国に生きるわれわれは、かつてなく自由に、豊かになり、便利で快適な生活環境を実現してきた。しかし、本当に、われわれは「善き社会」を実現できているのか…。文庫化にあたって最終講義「『近代の超克』という試み」を収録。

目次

  • 第1章 近代から現代へ—第一次大戦の衝撃と西欧の悲劇
  • 第2章 価値転換を迫られるヨーロッパ—ニーチェの真意
  • 第3章 ニヒリズムと「存在の不安」—ハイデガーの試み
  • 第4章 なぜファシズムが生まれたのか—根無し草の帰る場所
  • 第5章 「大衆社会」とは何か—近代主義の負の遺産
  • 第6章 経済を変えた大衆社会—貨幣の新しい意味
  • 第7章 アメリカ文明の終着点—技術主義とニヒリズム
  • 附論 「近代の超克」という試み—京都大学最終講義

「BOOKデータベース」 より

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